無視力、皆さんは無視することができますか?

私は、教科を教える時、または諫める時にいつも悩むことがあります。

それは、

「言うべきか、言わぬべきか」

ということです。

または、「今、言わないといけないことなのか」ということを考えます。

適当な言葉で、適当な時期なのか、伝わるのか・・・・・・

教科も諫める時も同じです。

勉強しなさい!なんてわかってる……

「無視力」……

それは言葉の通り、無視する力のことです。

これって案外難しいんです。

お父さん、お母さん、こんな経験は当たり前にありますよね!

「勉強しなさい!」

「ダメでしょ!」

「わかってるのー!?返事しなさい!」

 

一度くらいはありますよね。

けど、子どもたちは、勉強をしなければならないことはわかっています。

ダメなこともわかっています。

返事しないといけないことをわかっています。

 

ただ、もしかしたら、学校で何かあったかもしれません。

友人とのちょっとしたいざこざ。

自分の感情と戦っているかもしれません。

返事はしないけど、わかっています。

心の中でごめんなさい、と言っているかもしれません。

 

ですから、時には言わず、

無視を決め込む必要もあります。

これが思春期の子どもを助ける方法でもあります。

無視とは子どもを助ける方法にもなり得ます

無視、無視、虫、無視、無視、無視・・・・・・

と書きましたが、いじめなどのように「存在を無視」するとは違います。

あくまでも子どもの状況を見て、注意をしない時と注意をすべき時の判断を下す必要があるということです。

 

「入るな!危険!」

 

入りたくなりますね。

 

「ダメ!絶対!」

 

興味が湧きますね。

 

人間って、「ダメ、ダメ」だと逆にやりたくなるんですよね。

ですから、大人は、大きな器で、許されざる器からぴょこっと出てしまった子どもの行動、発言にだけ注意するべきです。

 

看ているからこその「無視力」

子どもの状態や状況を看ているからこそ、無視できると思います。

看ていて、いつもと違うなと感じることで「無視」を実行できるのだと思います。

根本は、

子どもを看ていること

が必要なのです。

これがなく無視だけを繰り返しても甘えになってしましますから。

「ダメダメ!」の裏にあるもの・・・・・・

「ダメダメ!」、「やりなさい!」には実は、言っている人の裏になにかがあると思います。

 

例えば、学校の先生の例です。

自分のクラスがうるさい、国語の先生からクレームが入る。

そして、担任の先生は、HRで「静かに勉強しなさい!」と言います。

けど、これって本当に生徒のために叱っていますかね?

裏には、「俺に恥をかかせるなよ」、「面倒だから静かにしてくれ」、「周囲からできない教員と思われたくない」、「クラスがうまくいってないと思われたくない」などが見え隠れします。

国語の授業で何があったのか、教え方はどうかなどを調べれば、「無視」しても良いことかもしれません。

 

かわいいお子さんに対してなので、少ないかと思いますが、もしかしたらお父さん、お母さんの中にも裏のある「叱り」をしている方がいるかもしれません。

ですから、振り返ってみてください。

これは、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』(キングベアー出版1996.12.25)にも同じようなことが載っています。

この内容については、次回お伝えしていけたらと思っています。

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